2009年5月に来日し、その年からMLSの講師として勤務する傍ら、サッカージャーナリストとして全国各地のスタジアムに足を運んで日本サッカーの取材を続けるショーン先生。2010年より「Daily Yomiuri」、「週刊サッカーマガジン」「football channel」等でコラムを執筆するなどの活躍の一方、J-LEAGUEの公式YouTubeをはじめとして、様々なメディアに出演しています。

そのショーン先生が、昨年11月に「ニッポンとサッカー　英国人記者の取材録」という本を出版いたしました。

10年以上にわたって日本サッカー界を取材し続ける彼が、ジーコ、アギーレ、ハリルホジッチ、フォルラン、ジェイ、ランゲラックといった、海外から来た監督や選手へのインタビューを通じ、彼らの言葉を通してピッチ内外の様々な問題を考察しています。

この本は、日本サッカー界への批判を意図したものではなく、他国で育った彼の視点から目に付く問題点に光を当てており、日本サッカーがどこから来たのか、そして何よりも、底知れないポテンシャルを活用したら今度どこへ向かっていくことができるのかについて、課題をポジティブに見据えながら、異なる視点を提供するものです。

ぜひ多くの方に本書を手に取って頂き、ショーン先生の日本サッカー界への熱い愛を感じ取って頂ければ幸いです。