海外移住にも動じない娘にびっくり!

石井 杏奈ちゃん(5歳)のお母さま ■ 成城  

MLSには、2歳のときから3年間通いました。最初は、週に一回のレッスンで急に「ペラペラになる」わけでもないだろうし、「同年齢のお友だちができればいいな」という軽い気持ちでのスタートでした。でも、日本語以外の言葉の存在を肌で知り、色々な外国の人に自然に慣れてくれることは期待していました。また主人の海外転勤の可能性もあり、この先学校や社会に出てからも必ず必要になることなので、英語は小さいうちから身につけておくべきだと考えました。

 


娘の英語力に、はっきりと成長を感じたのは3年目からです。それまでに蓄積されていた単語や表現が、頭の中で意味がつながったようで。ちょうど日本語での会話力の発達に合わせて、英語も一つの言葉として意味を持ち始めたように思います。この頃は、家にいるときにもクラスでの日常的な会話や、歌などが自然に出てくるようになってきました。

 

そして、ちょうどMLSで3年間修了したときに、主人の転勤でシンガポールに一家で移ることになりました。引っ越した当初は、「周りから聞こえてくる会話は英語ばかり」という環境に、娘は戸惑うのではないかと心配していました。ところが、娘の反応は「みんな英語しか喋らないの? ふーん…」という程度で、拒否反応などはまったくありませんでした。これも小さいうちからMLSで「英語の環境」に慣れていたおかげかと、改めてその効果に驚いています。

 

街を歩けば、聞こえてくる会話はもちろんすべて英語。テレビをつけても英語ばかり。でもMLSに通ったおかげで、ところどころ聞き取れる単語に反応して、何にでも興味津々な我が娘。テレビの漫画も、かなり早い段階から内容を理解し始めていました。

 

聞く力だけではなく、話す方でも効果は現れました。引っ越してすぐに現地の幼稚園に見学に行ったのですが、挨拶や、名前や年齢などの自己紹介は、最初から英語でできていました

 

暮らし始めて一月経った頃には、お店の注文や、タクシーの運転手さんに行先を告げたりできるようになりました。二か月経った頃には、“Excuse me, I’m hot, hot!”などと、お店の人に積極的に自分の意思を伝えられるようになりました。三か月経った今では、周りの人の英語での会話を真似してみたり、飼い犬に英語で指示を出したりと、彼女なりに英語を使うことを楽しんでいるようです。秋からは、こちらのアメリカンスクールに通うことが決まっていますが、今の娘の様子を見ていると特に不安は感じておりません。

 

突然英語の世界に投げ込まれても、驚くほど動じなかったのは、MLSに続けて通ったおかげだと思います。3年通って「継続賞」のバッジをいただき、娘も喜んでいたところでこちらに来てしまいましたが、帰国したらまたMLSに通って英語力をキープしたいと思っています。