５０周年おめでとうございます。

私とMLS との出会いはさかのぼること約３５年前の保育園の時。週に1回、それからキャンプに、文法クラスにと、中学3年まで楽しく通いました。もうだいぶ昔の事なのに今でも良く覚えているのは大好きだった発表会の英語劇の練習です。ボールを使ってセリフに強弱をつけて投げながら話したり、次の相手に渡したり、セリフをただ言うだけでなく相手にどう伝えるのか、どう伝わるのか、また、どう受け止めるのか、言葉がボールに乗って飛び、飛んでくるすごく分かりやすい練習でした。人前で発表する事で、大きな声でハッキリそしてわかりやすく、堂々と、それをクラスで練習出来たのも良かったのか、その後の人生の面接という面接にとても役に立ちました。英会話だけではなく、人とのコミュニケーションの仕方はMLSが基盤になったと思っています。MLSでの経験を経て外国を身近に感じ、高校時代はフィンランドへ留学し、現在はドイツで暮らし、働いています。幼い頃から間違えてもよいから、自分の気持ちを人前で話す事のほうが大事だよ。という練習を楽しくMLSでしてきたからこそ、どこの国でも自分の考えや気持ちを伝えることが出来、どこの国でも自分は自分のままでいいのだと思えて過ごせているのだと思います。気持ちを表現する方法もたくさん学んだと思います。

本橋光さん